私は機会を得て、2018年3月末〜翌2019年3月末までの1年間、イギリス・オックスフォード大学で客員研究員 (Visiting Research Fellow) として研究生活を送らせて頂きました。思ったことはすぐに忘れてしますので、滞在中に日記の代わりにまずその日に起きたこと(外部)及び頭の中で浮かんだこと・考えたこと(内部)を書いておこうと始めたのがこのブログです。多くの人の支え(「読んでいますよ」・・・多くはゼミの卒業生でした)により続ける中で(時に挫折しそうになったことも後から付け加えた日もありますが)、図らずも365日、ブログを続けることができました。これは小学校時代にもなし得なかった私の人生の「ささやかな偉業」であると振り返って思います。海外から見た日本、イギリスとの対比、イギリス文化、コツウォルズ(Cotswalds)、パブ、教会、英語について、スコットランドや近隣のヨーロッパ諸国への旅、私の専門である応用言語学・第二言語習得など何かしら参考になることがあれば幸甚です。文・写真とも私自身によるものです(© N. Wakamoto)。現在目次を付けてどこからでも読めるようにしています。シェークスピアではありませんが、お気に召すままに(As you like it)お読みいただければ幸甚です。2020.10.1
Contents
- 出発(通信001: 2018.03.28)
- 住まい探し(1)(通信002)
- eduroam の威力(通信003)
- 住まい探し(2)People’s names(通信004)
- イースター(通信005)
- 映画とワイン(通信006)
- 電化製品の話(通信007)
- イギリスの食事は美味しい(通信008)
- トイレ事情(通信009)
- 家探し(3)(通信010)
- 家探し最終章: Catch 22(通信011)
- 銀行口座開設(1)(通信012)
- 銀行口座開設(2)(通信013)
- i-Seminar 第1回目: ゼミスタート!(通信014)
- 紙はA4、そしてプリンタ(通信015)
- 研究室について(通信016)
- マニュアル車(通信017)
- 歩きタバコをする人が多いことについて(通信018)
- 傘をささない!?(通信019)
- i-Seminar 第2回目: 若ゼミ(Seminar 18)の新たな挑戦(通信020)
- いよいよNew Flatへ移動(通信021)
- 塩けのない生活(通信022)
- 暑い!銀行キャッシュカード(通信023)
- Thank you! 半径30cmの幸せ(通信024)
- 193段(通信025)
- モンテカルロ(通信026)
- ノンバーバルコミュニケーションの重要性(通信027)
- Oxford University が世界一の秘密(1)PDFの壁(通信028)
- New Comers Club(通信029)
- 切れるお母さん(通信030)
- Oxford University が世界一の秘密(2)Open Seminar(通信031)
- Oxford University が世界一の秘密(3)言葉の豊かさ(通信032)
- ゲスト(1)(通信033)
- Oxford University が世界一の秘密(4)鎖のついた本(通信034)
- May Day(通信035)
- 痛い経験(通信036)
- Oxford University が世界一の秘密(5)地道なOpen seminar(通信037)
- ヘアカット(通信038)
- ゲスト(2)Queue(通信039)
- Jackets(通信040)
- i-Seminar 第4回目: 授業のつかみの重要性(通信041)
- ラウンドアバウトとミッション車(通信042)
- Coffee Morning(通信043)
- イギリスが非効率のわけ(通信044)
- カレッジ・ディナー(通信045)
- NISSAN Institute(通信046)
- ユニクロとalteration(通信047)
- i-Seminar 第5回目: 視界が開けた!(通信048)
- 19+40(通信049)
- Nothing Special(通信050)
- Pubとエールビール(通信051)
- Oxford University が世界一の秘密(6)ローテク!?(通信052)
- Stand by me(通信053)
- 人のつながり・Peter Rabbit(通信054)
- i-Seminar 第6回目: インターネットはいつも安定しているとは限らない(通信055)
- 便利さと幸せのトレードオフ(通信056)
- Gender Influence(通信057)
- 日本専攻大学院生のプレゼンテーション(通信058)
- 激痛とカフェラテ(通信059)
- 働きすぎない方がいい仕事ができる(通信060)
- 勝つときもあれば負けるときもある(通信061)
- i-Seminar 第7回目: インターネット良好(通信062)
- I have been waiting!(通信063)
- Who are native English speaking teachers?(通信064)
- Social media(通信065)
- 就活面接解禁日(通信066)
- プライドパレード(通信067)
- London Bridge terror attack(通信068)
- i-Seminar 第8回目:若ゼミは教職ゼミではない!(通信069)
- BBC Radio 3(通信070)
- Oxford University が世界一の秘密(7)虫がいないl(通信071)
- 自転車登場!(通信072)
- ノーベル文学賞(通信073)
- ラグビーとサッカー(通信074)
- アインシュタイン(通信075)
- i-Seminar 第9回目:質問の仕方(通信076)
- English as a global lingua franca(通信077)
- その場での質問(通信078)
- ビアトリクス・ポターの世界(通信079)
- ワーズワースの世界(通信080)
- 湖水地方 Near Sawrey(通信081)
- 湖水地方 Windermera(通信082)
- Language Center(通信083)
- Put the Crap(通信084)
- すいませんでした(通信085)
- Midsummer (summer solstice)(通信086)
- 日本語習得(通信087)
- ご近所さん(通信088)
- タトゥーに対して鈍感な国(通信089)
- i-Seminar 第11 (10) 回目: オリバーストーン(通信090)
- 帰国便がすでに・・・(通信091)
- Hillary Clinton in Oxford(通信092)
- オックスフォード風オープンキャンパス(通信093)
- ワールドカップ in オックスフォード(通信094)
- 留学するならアメリカよりもイギリス(ヨーロッパ)?(通信095)
- めずらしく、夏日が続くオックスフォード(通信096)
- i-Seminar 第12回目:多様なメディアの利用が当たり前(通信097)
- 日本代表はよくやった!(通信098)
- イギリスにおける外国語教育(通信099)
- Oxford University が世界一の秘密(7)優れた研究ツール(通信100)
- 帰国便・その後(通信101)
- 喫茶店のオキテ破り(通信102)
- ワールドカップ放映時間(通信103)
- i-Seminar 第13回目: より自律的に、より注意的に(通信104)
- 2つのポッター、ゆかりの地(通信105)
- スコットランド紀行(1)いざScotlandへ(通信106)
- スコットランド紀行(2)ホグワーツ 魔法学校(通信107)
- スコットランド紀行(3)イギリス最高峰・ネビス山へ(通信108)
- スコットランド紀行(4)スカイ島(通信109)
- スコットランド紀行(5)ネス湖(通信110)
- スコットランド紀行(6)北の玄関口、インバネス(通信111)
- i-Seminar 第14回目: 短縮ゼミ(通信112)
- Oxford University が世界一の秘密(8)気候・蚊・セミ(通信113)
- アフリカからの研究者(通信114)
- ノドが痛い(かった)(通信115)
- 第16回英語英文学科ポスターセッション(前編)(通信116)
- イギリスは世界の京都?(通信117)
- 第16回英語英文学科ポスターセッション(後編)(通信118)
- i-Seminar 第15回目: 春学期しめくくり(通信119)
- Oxford University が世界一の秘密(9)図書館(通信120)
- 良心とxxx(通信121)
- 小学校英語(通信122)
- OUP(通信123)
- 新聞考(通信124)
- 卒業式と卒業生(通信125)
- Apple と Windows(通信126)
- 若木は嵐に育つ(通信127)
- イギリスのセキュリティー:パソコンのオキパ(通信128)
- イギリスにおける移民問題(通信129)
- Jacinda Andern (PM of NZ)(通信130)
- Oxford University が世界一の秘密(10)図書館-2: Oxford Weston Library(通信131)
- 47℃(通信132)
- ヒロシマ(通信133)
- Scissors, please!?(通信134)
- 第一次世界大戦終結から100周年(通信135)
- 対等だと女性中心と誤解してしまうのか(通信136)
- 詐欺メールに引っかかってしまいました(通信137)・詐欺メール(続報)(通信137b)
- ロンドンへは2階建てのバスで(通信138)
- 銀行のIT化(通信139)
- 車を譲って頂きました(通信140)
- イスラムの世界(通信141)
- Beyoncé(通信142)
- Folyes(通信143)
- IKEA(通信144)
- PROMS(通信145)
- Chipping Norton(通信146)
- Wedding(通信147)
- 授業料(通信148)
- 学会(通信149)
- 学会 2(通信150)
- Ten past eight. Nineteen to nine?(通信151)
- Wedding 2(通信152)
- Banbury(通信153)
- Sunny side up? Over easy?(通信154)
- 0階?(通信155)
- Great Western Railway(通信156)
- 帰国ラッシュ(通信157)
- 錦織の成長(通信158)
- 夏の終わり(通信159)
- Liverpool 紀行 (1)(通信160)
- Liverpool 紀行 (2)(通信161)
- Liverpool 紀行 (3) Wedgwood(通信162)
- 台風や地震について(通信163)
- インターネットダウン(通信164)
- 炎のランナー (A chariots of fire) と大坂なおみ(通信165)
- オックスフォード遠望(通信166)
- 携帯事情(通信167)
- 911(通信168)
- 芝刈りと散髪屋さん(通信169)
- 大学図書館のトイレ(通信170)
- Serena Williams(通信171)
- 7 pence(通信172)
- Wien Vienna ウイーン(通信173)
- Tower of Babel(通信174)
- プラハ(通信175)
- ドボルザーク(通信176)
- シェークスピア・ブックストア(通信177)
- ドレスデンの復興(通信178)
- ベルリン(通信179)
- ベルリンで自由について考える(通信180)
- Back to Oxford(通信181)
- i-Seminar 16回目: Eureka !(通信182)
- スポーツジム(通信183)
- Coffee Morning(通信184)
- オックスフォードの日本人研究者(通信185)
- 博士論文(通信186)
- スポーツジム(通信187)
- Stonehenge(通信188)
- i-Seminar 第17回目: プレゼンテーションスタート(通信189)
- 愛犬、まるのその後(通信190)
- Coffee Morning(通信191)
- Lawn Tennis(通信192)
- A&J さん(通信193)
- スポーツジム(通信194)
- マラソン(通信195)
- i-Seminar 第18回目: 英語でプレゼンテーションは問題?(通信196)
- Poster Presentation(通信197)
- MT(通信198)
- Causal Effect(通信199)
- Thinking outside the box(通信200)
- How we see the world(通信201)
- Visual stimulus(通信201)
- i-Seminar 第19回目: 結果分析についての発表(通信203)
- Raschモデル(通信204)
- インドにおける女性の政治参加問題(通信205)
- The British Museum(通信206)
- 海外生活のトラブル(通信207)
- Bath(通信208)
- 慣れることとスキルの関係(通信209)
- i-Seminar 第20回目: 卒業アルバム(通信210)
- Smetana(通信211)
- ヘイトクライムとソーシャルメディア(通信212)
- Oxford University が世界一の秘密(11)(通信213)
- 大学の教員のしごと(通信214)
- Match Day: ヨシダとムトウ(通信215)
- 晩秋のCotswolds(通信216)
- i-Seminar 第21回目: データ分析結果発表(通信217)
- 時差とサマータイム(通信218)
- Trick or Treat(通信219)
- Trade off(通信220)
- Resilience(通信221)
- 冬の花火、Guy Fawkes Day(通信222)
- i-Seminar 第22回目: 冬合宿の準備(通信223)
- 楽観主義者の悲観(通信224)
- エジンバラ紀行(1)(通信225)
- エジンバラ紀行(2) CranachanとスティーブンソンComments(通信226)
- エジンバラ紀行(3)エジンバラ大学(通信227)
- i-Seminar Winter Overnight Special(インターネット関連編)(通信228)
- i-Seminar Winter Overnight Special(コンテンツ・メッソド編)(通信229)
- 錦織とフェデラー(通信230)
- i-Seminar 23回目:オープンセミナー(通信231)
- オックスフォード大学が世界一の秘密(12):iSkills(通信232)
- バイリンガルキッズに必要な年数(通信232)
- 晩秋のオックスフォード(通信234)
- インタビュー(通信235)
- ジャパン対イングランド(通信236)
- スーパーマーケット事情(通信237)
- i-Seminar 24回目:卒論台紙授与(通信238)
- バイリンガルキッズと双子(通信239)
- Thank giving Day & Black Friday(通信240)
- EVE祭(通信241)
- Wedding 4(通信242)
- 暗がりの運転(通信243)
- i-Seminar 25回目:ワークショップも大詰め(通信244)
- キャロル先生のセミナー(通信245)
- 新しいフレームワーク(通信246)
- 同志社創立143周年に思う(通信247)
- Magdaren Arms(通信248)
- Stats(通信249)
- 師走(通信250)
- 驚くべきChinese Restaurant(通信251)
- i-Seminar 第26回目:Apollo 13(通信252)
- ABDABRACADABRA(通信253)
- インターネット通信(通信254)
- マイクロソフト(通信255)
- Christmas Carol at Christchurch(通信256)
- オックスフォード通信(257)Christmas Market in Oxford(通信257)
- i-Seminar 第27回目:論文を書く意義(通信258)
- クリスマスの風景(通信259)
- Sleepingについての最新研究セミナー(通信260)
- Bisceter(通信261)
- Brexit Brexit 騒動(通信262)
- 卒論に想う(1)(通信263)
- 卒論に想う(2)(通信264)
- 帰国まであと100日(通信265)
- i-Seminar 第28回目:高名の木登り(通信266)
- 卒論最終盤(通信267)
- Gatwick空港騒動(通信268)
- 18期生卒論提出完了!記録更新!(通信268)
- バルセロナ紀行(1)(通信270)
- バルセロナ紀行(2)36年ぶりのサグラダファミリア(通信271)
- バルセロナ紀行(3)ピカソとバルセロナ(通信272)
- バルセロナ紀行(4)グエル公園(通信273)
- パリ紀行(1)白タクとスリ(通信274)
- パリ紀行(2)29年ぶりのルーブル美術館(通信275)
- パリ紀行(3)バルセロナとパリ(通信276)
- イギリス再入国の難:BRP(通信277)
- ルイス・キャロル(通信278)
- 2度目のストーン・ヘンジ: Why?(通信279)
- Happy New Year, 2019!(通信280)
- ロンドンへのバス:Oxford Tube(通信281)
- Les Miserables(通信282)
- あっさりしたお正月(通信283)
- リバティー(通信284)
- テムズ川(通信285)
- i-Seminar 第29回目:卒業研究発表会リハーサル(通信286)
- Speeding Ticket(通信287)
- About Time(通信288)
- GNH(通信289)
- オックスフォード通信(290/75)新年会(通信290)
- i-Seminar:第16回卒業研究発表会(通信291)
- Bicycle Shed(通信292)
- Heathrow(通信293)
- Brexit Vote(通信294)
- イギリスの合理性(通信295)
- 阪神淡路大震災から24年(通信296)
- スマホをイギリスの地下鉄でなくしたら?(通信297)
- ついにオックスフォードでラーメンを食す(通信298)
- Burford(通信298)
- i-Seminar 第30回目:ファイナルセミナー&追いコン(通信300)
- Eurostar again(通信301)
- ブリュッセルはフランス語の世界(通信302)
- EU本部(通信303)
- ブリュッセルのチョコレート(通信304)
- Deddington(通信305)
- Witney(通信306)
- Costa(通信307)
- 大学院生の指導(通信308)
- オックスフォードの不況(通信309)
- 体調復活(通信310)
- 大雪(通信311)
- 脱力系クラッシック・コンサート(通信312)
- Tea(通信313)
- National Gallery(通信314)
- Wakazemi 18th in Oxford(通信315)
- オックスフォードでの研究(通信316)
- インフルエンザは流行しない in UK(通信317)
- カレッジランチ(通信318)
- YarntonとWoodstock(通信319)
- Baftas(通信320)
- 高等教育についてのセミナー(通信321)
- Turnitup(通信322)
- 自転車のチェーン(通信323)
- How to lose a country?(通信324)
- イギリス映画界(通信325)
- iPadの講習会(通信326)
- Going to Ireland(通信327)
- モーアの断崖(通信328)
- Trinity College(通信329)
- ウイーンフィル(通信330)
- 食わず嫌い(通信331)
- 老いも若きもバイクに乗る(通信328)
- イギリス文化の深遠さ(通信333)
- ゼロのゼロはゼロ(通信334)
- オックスフォードが世界一である理由(12)(通信335)
- Witch’s shot(通信336)
- 豊かな大学生活(通信337)
- オックスフォード交響楽団(通信338)
- C.S. ルイスとトールキン(通信339)
- 母来訪(通信340)
- 同志社女子大学と人のつながり(通信341)
- MOT(通信342)
- St. Cross College(通信343)
- 小切手をもらったら・・・(通信344)
- イギリス英語(通信345)
- コンタクトレスとキャッシュ(通信346)
- ヴェネチアの迷路(通信347)
- ムラノ(通信348)
- ゴンドラに揺られて(通信349)
- チャペルサービス(通信350)
- Brexit騒動(通信351)
- ムービングセール(通信352)
- Red Nose Day-Comic Relief(通信353)
- バベル展とイギリスのパスポート(通信354)
- 第九(通信355)
- i-Seminar 卒業式・学位授与式(通信356)
- リチャード3世(通信357)
- オックスフォード通信(358/07)Enlightment(通信358)
- St. Patrick’s Day(通信359)
- Queue考(通信360)
- Spring Equinox(通信361)
- Movie Theatre(通信362)
- Bodleian Libraries(通信363)
- 研究の完成!(通信364)
- さらばオックスフォード!(通信365)
- 旅の終わりは旅のはじまり(最終回)
- インベントリー・チェック(番外編)
- フランクフルト空港の難(番外編)
- Back in Japan!(番外編)