オックスフォードには学生が一杯ですがインフルエンザにかかっている人を目にしません
もちろん、インフルエンザにかかっている人は出てこないので目にしないのでしょうが、日本のように爆発的に流行しているというニュースも聞きませんし、回りでも感染したという話をほとんど聞きません。
これはひとえに、イギリスの雨の恵みだと思います。日本の冬は乾燥しているのがあたり前ですが、イギリスでは毎日は言い過ぎですが、2日に1回はどこかで雨が降っています。といっても日本のような振り方とは異なり、短い時間さっと降るという感じで傘をさす程でもありません。運が悪いと自転車を乗り始めたときには降っていなくても途中で降られるということがあります。
昨年夏の小雨で枯れてしまっていた芝生もいつの間にかどの場所でも復活しています。これは誰かがが水をまいたのではなくて天の恵みなのですね。冬なのにどこも芝生は色を塗ったように青々としています。
当然、湿り気も多いので、インフルエンザの菌が空気感染する率も減ってくるのだと思います。12月末から珍しく風邪を引いてしまったのですが、このような風邪引きはあるにしても、インフルエンザが大流行するということはないようです。
図書館で咳をしている人もいますが日本のようにマスクをしている人はいません。大学院2回生の千代間さんがマスクについての国際比較を研究していますが、なるほどと思います。
地震もなく台風や土砂崩れのような大きな災害もないイギリス。おまけにインフルエンザも花粉症もないのですから、外的条件としてはとてもいい環境といえるのでしょう。
★今回の教訓:インフルエンザが流行しないだけで大学の活動も随分円滑になる。病気が流行らないのはいいことだ。
(2019.2.7)