イギリスの何階という数字の数え方にこれまで腹が立っていました
3月末にヒースロー空港に到着してバス乗り場を尋ねた際にも1Fと聞いて行ってみるとそこは日本で言う所の2Fであったり、デパートでも3Fというとそのまま3階だと思うのですが、地上階がGround Floor = 0回とカウントするので実際には3+1=4階ということになります。
なぜこのような不合理なカウントの仕方をしているのか、イギリス人はよく分かるなあと怒りがこみ上げてくるなり感心するなりしていました。
ところが最近少し考えが変わって来ました。地階のことを考えていなかったのです。イギリスでは地下1FをB1ではなくて、-1、地下2Fを、-2と表記します。地上階を0とするので地下はそのような表示になるのですね。
おお、これはひょっとして。はい、数学、いや算数で習った数直線の世界です。マイナスからプラスに、地上階を0とカウントすることによって合理的に説明ができます。さすが、ニュートンを生んだイギリス。
日本のように地上階と地階を別のカウントの仕方にする方が非合理的かもしれません。地上階は確かにもし海抜ゼロとしたら0階、Grand Floorです。
少しイギリスにかぶれて来たのかもしれません。
(2018.8.29)