現在住んでいるフラットはBanbury(バンベリー)street の近くにあります
イギリスはそのゴールになる街の名前を通りにつけている事が多く(その他目抜き通りはHigh Streetである事が多い)、一本西の通りは Woodstock street(あのウッドストックのイギリス版というか、イギリスのこの名前をアメリカに持って行ったのでしょうね。北米の町の名前はほとんど全てイギリスにあるのではないでしょうか。あのニューヨークですら、YorkのNewですから)。
車を譲っていただいたこともあり、昨日の日曜日、興味津々でそのBanburyまでドライブを楽しんで来ました。オックスフォードからM40などを利用して30分くらいの距離でした(本来はそのBanbury streetを北上するべきでしたが、つい高速道を使ってしまいました)。
特にこれ、ということもないようですが、オックスフォードよりもコンパクトな街並みで昔ながらという形容詞がぴったりの街です。
パーキングに車を停め、パーキングチケットの券売機で1時間の券を購入し(この辺りはすごくハイテクになっていてApple Payで支払いができました)ぶらぶらと散策をしてみました。途中、雨も降って来たのですが、面白い発見が2つありました。
オックスフォードになくてバンベリーにあるもの:HMV
オックスフォードではCDを売っている店を見つける事ができないのですが、バンベリーのショッピングセンターにはあのHMVがあり堂々とCDが並んでいました
オックスフォードあってバンベリーにないもの:サラダのドレッシング
お昼ごはんにBBQラップを食べたのですが、気づくとその付け合わせについてたサラダにドレッシングがついていない。まわりにも見当たらない。これか!と思いました。昔、オックスフォードに来た事がある人が当時と現在の違いについて食事が美味しくなった事だとおっしゃておられました。昔はスープと言っても味がしないお湯のようなもの、サラダにはドレッシングもなし、明らかにEUに加盟し、ユーロトンネルが開通し、パリとロンドンが電車で結ばれてから人の交流が増加して、多くの美味しい食事やレシピがイギリスにやって来たとのこと。しかし、このバンベリーにまでは届いていなかったようです。ここにはEUの影響を受ける前の古き良きイギリスが残っていたのか!と思いました。
そして、これはEU脱退後の未来のイギリスの姿かもしれません。
バンベリーは奥深い街です。
PS. ちなみに苦労した(通信74参照)あのスカイTVの店鋪というかスカイのコーナーがショッピングモールにありました。
PS. フリーの卓球場もありました。
(2018.8.27)
★今回の教訓:街が画一的でないところがイギリスの面白いところ。