
表象文化学部英語英文学科若本ゼミ26期生(応用言語学専攻)
実施方法
期間:6/17~7/18の30日間
覚える単語数:計100単語 (毎週28語ずつ範囲を設定)
参加者:英語英文学科若本ゼミ26期生15名
方法
ゼミメンバーの素朴概念に沿って3つのテーマを抽出
1週ごとに検証方法を転換
2チーム(毎週ランダム)に分かれ、単語テストの結果で比較
Again, this year, I will undertake a special class project titled “30-Day Challenge,” from April 19 through May 18. I have informed the registered students in AES Studies in English L that I will also be participating in the project. The purpose of this project is to sustain motivation for a continuous 30 days. This year, I will read one novel by spending at least 10 minutes a day to reading.
If you have any suggestions or comments, please feel free to share them. Wish me luck!

| Date; Place Pages; time (min.); Motivation | ||
| Day 1 (Friday, April 19), office, 0 page/0, 10 min, high | ||
| Day 2 (Saturday, April 20), train, 8 pages/8, 20 min, high | ||
| Day 3 (Sunday, April 21), home, 15 pages/23, 15 min , high | ||
| Day 4 (Monday, April 22), train + bus+home, 32 pages/55, 45 min, high | ||
| Day 5 (Tuesday, April 23), office, 1 pages/56, 2 min, mid | ||
| Day 6 (Wednesday, April 24), train+bus+subway+train, 21 pages/77, 60 min, high | ||
| Day 7 (Thursday, April 25), train+bus+train, 18 pages/95, 48 min, high | ||
| Day 8 (Friday, April 26), train+train, 15 pages/110, 20 min, high | ||
| Day 9 (Saturday, April 27), train, 15 pages/125, 20 min, high | ||
| Day 10 (Sunday, April 28), train, 10 pages/135, 15 min , high | ||
| Day 11 (Monday, April 29), train , 2 pages/137, 15 min, low | ||
| Day 12 (Tuesday, April 30), train + bus + train , 15 pages/152, 15 min, mid | ||
| Day 13 (Wednesday, May 1), home , 10 pages/162, 10 min, mid | ||
| Day 14 (Thursday, May 2), home , 10 pages/172, 10 min, mid | ||
| Day 15 (Friday, May 3), home , 3 pages/175, 10 min, mid | ||
| Day 16 (Saturday, May 4), home , 13 pages/188, 10 min, mid | ||
| Day 17 (Sunday, May 5), home + train, 20 pages/208, 10 min, mid | ||
| Day 18 (Monday, May 6), train , 15 pages/223, 10 min, mid | ||
| Day 19 (Tuesday, May 7), train + subway +train, 20 pages/243, 25 min, mid (only 80 pages left) | ||
| Day 20 (Wednesday, May 8), train + bus +train, 28 pages/271 | ||
| Day 21 (Thursday, May 9), train +train, 11 pages/282 | ||
| Day 22 (Friday, May 10), train +train, 11 pages/293 | ||
| Day 23 (Saturday, May 11), home, 2 pages/295 | ||
| Day 24 (Sunday, May 12), home, 7 pages/302 | ||
| Day 25 (Monday, May 13), train + train, 10 pages/312 | ||
| Day 26 (Tuesday, May 14), train + train, 13 pages/325 (finished reading) | ||


I was fascinated by reading books on the train. As a continuation from the previous challenge, I will read another novel, which I bought in a bookstore in Honolulu, Hawaii, this January.


私は機会を得て、2018年3月末〜翌2019年3月末までの1年間、イギリス・オックスフォード大学で客員研究員 (Visiting Research Fellow) として研究生活を送らせて頂きました。思ったことはすぐに忘れてしますので、滞在中に日記の代わりにまずその日に起きたこと(外部)及び頭の中で浮かんだこと・考えたこと(内部)を書いておこうと始めたのがこのブログです。多くの人の支え(「読んでいますよ」・・・多くはゼミの卒業生でした)により続ける中で(時に挫折しそうになったことも後から付け加えた日もありますが)、図らずも365日、ブログを続けることができました。これは小学校時代にもなし得なかった私の人生の「ささやかな偉業」であると振り返って思います。海外から見た日本、イギリスとの対比、イギリス文化、コツウォルズ(Cotswalds)、パブ、教会、英語について、スコットランドや近隣のヨーロッパ諸国への旅、私の専門である応用言語学・第二言語習得など何かしら参考になることがあれば幸甚です。文・写真とも私自身によるものです(© N. Wakamoto)。現在目次を付けてどこからでも読めるようにしています。シェークスピアではありませんが、お気に召すままに(As you like it)お読みいただければ幸甚です。2020.10.1
Table of Contents
マナビーの活用; PowerPointの活用; YouTubeの活用; Zoomの活用; Teamsの活用; 他のオプション; 有益なリンク

このページは新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)拡大による難局を乗り切るために用意されたものです。COVID-19の大学教育への影響はこれまで誰も経験したことのない未曾有の様相を示しています。英知を結集してこの難局を乗り切りたいものです。
現時点では同僚のY先生とS氏から多くの情報提供を頂いております。この場をお借りして感謝申し上げます(引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます)。
現在進行形の状況下において、必ずしも情報の真偽が定まらない点もありますが、多角的に情報を収集し集団知によって判断するアプローチが現時点では有効であると判断しています。ここに掲載の情報は、同志社女子大学や同志社女子大学教育開発支援センターとは関係のないものです。若本個人の備忘録として整理されたものとお考えください。その上で自由にご覧頂き、ご自分でご判断下さい。その上で、ご自分の授業や研究にご活用頂ければ幸甚です。リンクを貼らせて頂いているもので問題のあるものがあればお知らせ下さい。
1点お願い:関連する情報をご存じであれば、若本夏美(nwakamoto@gmail.com)個人までご送付ください。調整の上、掲載させて頂きたく存じます。
マナビーの活用
ワーキング・ホリデーの皆さんへ(オーストラリア総領事.2020.0408)
授業記録①
さて、本日(4/13)英語英文学科のゼミ(4回生、18名/20名出席)をZoomでやってみました。
第1回目ゼミ。私は2018年〜19年の一年間、Oxford大学と同女をインターネットで結んで計30回のゼミを1年間に渡り実施した経験がありますので(詳細は、総合文化研究所紀要第36巻収録研究ノートをご覧下さい)、時差もないし(イギリスと日本は8-9時間の時差)、インターネットも安定しているし(イギリスと日本では90分の間に最悪の場合、3-4回途切れることがあった)大丈夫だろうと高をくくっていました。
3時から結果的に午後4時45分くらいまで105分間のゼミを終えて、本当に「疲れた!」というのが実感です。こんなに疲れるとは思ってもみませんでした。
Zoomは3月下旬よりゼミ学生との個人面談などに使ってきましたので割と慣れているつもりでしたが、20名近くの学生になると風景は一変です。
疲れているので以下、今後の改善点を中心とした簡単なメモを。
①学生はスマホで参加している者がいました→PC/MCなどパソコンで利用させるべきです
←スマホでは、ギャラリーにしても4名しか見えないそうです。また画面共有が生きません。
②自分の部屋が見えるのがイヤといって、天井を映す学生が→バーチャル背景を使うように指示
③Mute→オン・オフを
←スマホを授業中に落とす学生もいてすごい音が。難しい選択ですが、Muteをオンにする場面を作るべきです。
④画面共有を過信しない→あらかじめマナビーなどで文書をダウンロードさせておいて自分のPC画面で見えるようにする方がいい
←画面共有で複数の文書を切り替えたりする場合、うまく反映されない。またスマホでは見えにくい(この場合スマホはやはり適していない)
⑤名前→自分の名前に変更させる(そのセッションのみで、プロフィールから変更しない限りZoom上の名前は変更されないので安心です)
←スマホなどでログインしている場合表示画面がスマホの名前になっていたりして、チャットをした場合など誰の書き込みか分からない
⑥飲食→飲み物はいいにしても、ガムなど食は禁とすべき
←ガムを食べながら参加している学生が1名。インターネットということで気楽に感じていたのかもしれない。コーヒーなどはいいにしても(良くない!?)食べ物はムードを悪くする。
⑦グループ分け→予め設定変更が必要(下記、添付画像参照)
←簡単にグループ分けができると思っていたのですが、以下の通り、事前に設定変更をしておく必要があります(実際のグループディスカッションは未経験です)。
⑧授業なら円になって話をまわしていけるが、Zoom上ではどの順番に話をしてもらったらいいか不明、誰が何回話をしていて、誰が1回も話をしていないか、分からない→事前に話す順番を決めておくとよい
←Zoomのギャラリービューが順次変わるせいか(変わっていない!?)発話の振り方が難しい
⑨学生の反応が見えにくい→解決策、現状ではなし。
←ギャラリービューにしておくと20名くらいになると一人の画面が小さくなり、顔の表情が見えにくく、反応が分からない。スピーカービューにすると大写しになるが、それにしても学生は無表情。とても話しづらい。アイコンタクトが取りにくい。
⑩学生の発話の途中で途切れる→解決策、現状ではなし。
←英語を話している場合、途切れると意味が取りにくい。
*******************
逆に良かった点。
①ワイヤレスイヤホンをしていると話が聞こえやすい。Zoomにはコンピュータのスピーカーではなくてイヤホンやヘッドホンが向いている。
②記録を残せる。Zoomでは録画機能があるので、最初にボタンを教えておくと、退出をした瞬間からビデオに変換してくれる(90分で10分程度の変換時間)。
教訓:
教員対学生ひとりひとりとなると授業はしづらい。学生同士が教え合ったり気軽に意見交換できる実際のクラスの利点を痛感した。以前のOxford-同女の場合も、同女では学生は1つの教室にいたので、分からない学生のサポートは学生同士でできたが、Zoomではそれが困難。
対面授業と同じ内容・クオリティーを期待しない。これまで授業は真剣な場面だけでなくて、学生がニヤリとしたり、みんなで大笑いすることが少なからずあったのですが、本日の授業では、「なるほど」も「盛り上がり」もなしです。これもまた、学生同士が同じ場にいないことが影響していると思います(話し方も悪かったかも)。
正直、予想外の展開です。以上、4月13日の記録でした。
授業記録②
Zoom授業 2回目、3回目 (4/14)
英語英文学科3回生ゼミ(19名)と英語英文学科開講科目「外国語教育論1, 2」(12名)の授業をZoomを使って実施しました。
昨日とは打って変わって、とてもスムーズに進みました。その理由は以下の通りです。
授業のはじめにZoomの約束事を確認しました。
4/13の記録の中から、
① Zoomの表示名を実名に変更
②飲食の食は厳禁であること
③画面共有で、私の話と実際の画面が異なっている場合には手を挙げる、手で×で示すように依頼
以上3点を確認してから授業を進めました。
またゼミにおいては「グループ分け」(「ブレイクアウトルーム」機能)を使って、最初の授業と言うこともあり、全体を最初は5グループ→5グループ→3グループ→全体、という繰り返しを利用しながら、自己紹介を繰り返しさせました。英語での自己紹介ということもあったのですが、最初の5グループ=1グループ3-4名での自己紹介は緊張もせず、スムーズにできたように思いました。私は1つのグループにのみ参加していたのですが、安心して話をしている様子がよく分かりました。
授業を進める立場としても、90分ずっと私対学生ではなくて、学生同士の小グループでの話し合いができることによって、少しゆったりと、通常の対面授業の雰囲気が感じられる授業となりました。Zoomで10名を越える場合には是非「ブレイクアウトルーム」機能をお使い下さい。事前設定が必要です(授業記録①を参照して下さい)
このブログと同じ内容を学内掲示板で掲載していたのですが、リマンダー設定で全員の先生に配信されるのは問題ではないか、というご指摘もあり、学内での書き込みは当面休止することにしました。なかなか難しいものですね。
授業記録③
Zoom授業 4回目、5回目、6回目 (4/16)
英語英文学科「教育実習クラス」(16名)と英語英文学科開講科目「外国語教育論1, 2」(10名)、大学院博士課程「言語学特殊研究3」(1名)の授業をZoomを使って実施しました。ずいぶん慣れてきたということもあり、普段の授業に近い落ち着いた感じで授業をすすめることができました。
このZoom授業では「間が空く」とやはりぎこちない感じになります。とはいえ、間髪を入れずにともできないのですが、
① 手元にマナビーからダウンロードした名簿を置いておいて、画面と照らし合わせながら話かける。
② ブレイクアウトルームでグループを分けた際に誰をリーダーに指名したか、メモをしておく
などは有効です。
「教育実習クラス」は英語の教師を目指している学生ばかりですのでもともとモチベーションも高く授業はスムーズに進めることが出来ます。この日は、
①自己紹介(ゼミと同様):ブレイクアウトルームで1G=4名に訳、中学生・高校生にするようにひとり1分の自己紹介。×2回。
②コースシラバスの紹介:マナビーにアップしておいて、指名で交替で読んでもらう
③模擬授業の日程決定
以上で、90分(+2分)でした。気づいたことは、こちらの息づかいや顔の表情が分かりませんので、指名で読んでもらった際には「ほめる」ことが重要だということです。Zoomでは「言わないと分かりません」
「外国語教育論1, 2」(10名)は2020年から週2回にしたせいか、受講生が1/6になってしまったのですが、災い転じて福となす、の通り、少人数ですので、授業のコントロールは難しくありません。
①ブレイクアウトルーム(多用しています)(→3グループ)に分かれ、「自己紹介を兼ねた、スモールトーク(=最近驚いたこと)」、各グループリーダーを決めておくのがポイント。全体に戻った際に、各グループから1つ紹介してもらうのを忘れていました。
②新聞記事を読んで(事前にマナビーにアップロード)、①と同じグループで6分間のディスカッション(Zoomにタイマー設定があり、便利です)
③講義:Keynote(パワーポイント)を使って、ただ、Keynoteの設定を変更していなかったため、マウスを表示するなどの細かな技を使うことが出来ませんでした(→あとから説明します)
大学院博士課程「言語学特殊研究3」(1名)は自宅にWifiが飛んでおらず、スマートフォンの電波も弱いため、Zoomでの授業は不可能でした。最終的にFacetimeで繋いでの授業となりました。この「電波問題」は今後大きな問題になりそうです。
課題:
①Keynoteでビデオを流したのですが、1/10名、フリーズしてしまったとのこと。スマホでアクセスをしていたからということもあります。
②上記のようにフリーズして再度入室する際に「許可」を求めていることに気づかないことがあります。また、Keynoteで説明をしている際に「誰かがフリーズなどでいなくなった」ことに気づきにくいです。そのためには常時「参加者のページ」は表示しておくべきかもしれません(普通の教室で誰かがエスケープするのを見張る感じです。ただ、画面共有すると参加者一覧は表示できない?)(20200417)
→この続きは以下のサイトで。
Prepared by Natsumi Wakamoto
Natsumi Wakamoto HP; DWCLA HP; Registrar of DWCLA HP; CLT of DWCLA HP
帰国まであと100日となりました。
現在の共同研究にめどを付けて、成果を上げて帰国したいものです。
(2018.12.17)
★今回の教訓:そろそろカウントダウンが始まる。

前々から行ってみたいとおもっていた中華料理店に行ってきました。フラットからそれほど遠くないのですが、何やら高級そうで少しためらっていました。チャイニーズレストランはサマータウンには2軒、その内一軒は、テイクアウトもできるので頻繁にお世話になっています。もう一軒は最もフラットから近いのですが、正式なレストランで少し高めです。
ということもあり、これまで行く機会が無かったのですが、妻がグループの集まりで行ってみて美味だったというので、一緒に出かけてみました。
行ってみてビックリ。エビが大きい、どれも美味しい。しかもそれほど高くありません。サマータウンの中華にはドラフトビアがなかったにここには生ビールもあります。
歩いて10分。何度も訪れたいいいお店を見つけました。
(2018.12.3)
★今回の教訓:食わず嫌いならず、行かず嫌いではいけない。

12月に入り、オックスフォードも慌ただしくなってきました。院生のみなさんはレポートをかかえて睡眠不足の顔をしておられます。オックスフォードの第一学期 (Michaelmas Term) は今週末で終了し、テスト・レポート週間に入っています。
(2018.12.2)
★今回の教訓:12月はイギリスも日本も忙しいですね。

本日は同志社の創立記念日です
その関係で授業(日本)は全て休講になっています。同志社全体の共通行事として創立記念の式典が開催されていると思います。通常はそれほどと思わないのですが、外国にいると創立記念日が異なった趣きを持ってくるものです。新島襄が外国で苦労した後に設立した同志社に勤務できることを光栄に思います。
(2018.11.29)
★今回の教訓:原点を確認することは重要だ。

いよいよストラテジー研究の大家のキャロル・グリフス先生のセミナーに参加することができました
これまで応用言語学についても数多くのセミナーに参加をし多くの知見を得ることができましたが、私の研究分野についてのセミナーは初めてです。
この日は気合いが入っていたのか、いつもよりも5分だけですが早く会場に到着すると誰もおらず、開始5分前になっても誰も来ないのでてっきり会場を間違えたかと思ったら、続々と人が集まりはじめました(オックスフォードは日本以上にギリギリに人が集まります。開始時間が過ぎてから遅刻で来る人も時々)。
プレゼンテーション内容はAさんとキャロル先生のお二人で。もともとキャロル先生の本を愛読していましたのでご本人にお会いできるだけでも感動、オックスフォードに来て良かったと心底思ったくらいでした。
これまでストラテジー研究に懐いていたいろいろな疑問が氷解するように思いました。またこの続きは書きたいと思います

(2018.11.27)
★今回の教訓:夢は叶う。
ジャパン対ロシアのラグビーのテストマッチをグロースター(Glouster)まで見に行ってきました
Glousterは大聖堂で有名な場所で7月に一度訪問しています(通信105参照)。オックスフォードからA40をひたすらに西に車を走らせ50分くらいのところでA417に入ると20分くらいのところにあります。
うっかりすることはあるもので、駐車場が必ず混むのでと思い、いつもより周到に準備をし、車のアイドリングも万全で(2000年製のNISSANなのでアイドリングを怠るととんでもないエンジン音がします、アイドリングを5分、できれば10分すると機嫌良く走ってくれます。昔乗っていたNISSANパルサーやTOYOTAスプリンターを思い出しました)、快調に車を走らせて30分ほど経ったとき、肝心のチケットを入れたかどうかという話になりました。忘れていました。
油断とは恐ろしいものです。パスポートを忘れる人をよく馬鹿にしていましたが、自分が信じられない想いで戻りました。同じ道を戻ることほど空しいことはありません。ドストエフスキーが「死の家の記録」で囚人をまいらせるには無意味なことを続けさせることだと述べています。例えば、煉瓦を右から左に移させて、次の日にはそれをまた右に移させるという仕事です。人間は無意味な仕事をすることができないようになっているようです。同じ道を再び走りながら、これからはカメラとかではなく、一番大事なものを最初にカバンに入れるようにしようと心に誓いました。
本当は市内観光もしたかったのですが、約1万人(先日のTwickenham Stadiumの8万人とは比べものになりませんが)収容のスタジアムということで駐車場はかなり一杯になっているようで、あきらめてPark & Rideで市内から少し離れたところに車を駐め、バスでスタジアムに向かうことにしました。
昼食をとったスタジアム近くのパブは半分が日本人、スタジアムで隣に座った日本人女性に聞いたところロンドンから電車で2時間で来られるそうで、恐らくほとんどの日本人はロンドンから来ていたようです(グロースター在住の方もいらっしゃったようですが)。
試合は前半がロシアリードでしたが、後半テンポを上げた日本チームが見事逆転して「32-27」で日本チームの勝利となりました。いい試合だったと思います。ただ、気になることがありました。ひとつは観客のマナーの悪さです。恐らくイギリス人、地元の方々だと思いますが、試合中に大声で話をしてうるさい、ビールを度々買いに行くのでそのたびに途中の通路の人達が経たなくてはならない、あげくのはてに同時に行われていたイングランドーオーストラリアの試合をスマホで見始めるなどなど。ひとことで言うとリスペクトが足りない。ラグビーの聖地と言われたTwickenham とは観客の態度が全然異なります。これは日本チームだったからそう思ったのではなく試合自体を馬鹿にしているような態度が気になったのだと思います。
とはいえ、スタジアム全体の70%くらいは日本の応援で、スタジアムのスタッフもフレンドリーで写真を撮ってやろうかといいながらカメラを持ち去ろうとするジョークなど茶目っ気たっぷりでいい土曜日を過ごさせて頂いたと思います。
日没はほぼ4時前。帰路についたのは4時半くらいですが、ほぼ10時くらいの暗さです。行きと一転、何と運転のしにくいことか。道路に街灯が全くと言っていいくらいありません。暗闇の中を自分のライトをたよりに80キロくらいで走らなければなりません。他の車は100キロくらいで(70マイル以上)走っていたと思います。
イギリス人はこの暗さが気にならないのかと思っていたのですが、ハタと気づきました。眼球の虹彩の色が違う。虹彩が黒の場合には明るさが気になりませんが、欧米人のように青の場合にはまぶしくしてしかたがありません。事実、私の子ども達がカナダの小学校に通っていた頃、外で遊ぶ際にはサングラスをかけましょう、と先生が指導されていました。逆に青の虹彩は暗さに強い。私が真っ暗と思った道も彼らには煌々と明るく見えていたのではないでしょうか。
これについての解決策は今のところありません。もう少し矯正視力の強い眼鏡をかけることくらいでしょうか。
(2018.11.25)
★今回の教訓:ジャパンの勝利は喜ばしい。でも気のせいかフルメンバーではなかったような。いずにせよジャパンが勝ってスタジアムを後にするのは気持ちがいいもの。ところで大きな日の丸を振って応援していた日本人が何名かいたけれど、外国では日章旗ではなくてジャパンの旗くらいの呼称にすると信条にピッタリあうのかも。

グロスターシャー州のBourton-on-the-Water(バートン-オン-ザ-ウォーター)までドライブしてきました
オックスフォード自体は蜂蜜色の昔ながらの壁を基調とする家々が点在する、いわゆるコッツウォルズと呼ばれる田園地帯には含まれていないのですが、車で30分くらい走ると、小さな村のどこかに行くことができるところに位置しています。
本日は午後から天気がよくなってきたのでガソリンを入れる必要もあったので、A40をひたすら西に約40分走ったところにあるBourton-on-the-Waterに行ってきました。今私が乗らせていただいている車は21世紀初頭に制作されたものなのです。安定感はあるものの加速はあまり良くなく、70マイル/h(時速約110km)を超えると少しハンドルに振動が感じられるようになるので、なるべく60マイル(時速約100km)くらいで走るようにしているのですが、片側2車線の場合いはどんどん抜かされてゆきます。このスピードで一緒に走ってくれるのはトラックか後ろにキャンピングカーを連結した車くらいです(昨日のように雨の夜にはこのタイプの車が前を走ってくれるとついて行くことができるので目が楽です。おまけに車のテールランプが上にも付いているので、それに合わせてハンドルを自然に操作することができます。バスは駄目です。猛スピードで走って行きます)。イギリス人のスピード狂にはついてゆけません。もっとも道はほぼ真っ直ぐでトンネルもラウンドアバウトのせいでほぼ信号もありませんのでスピードは出ます。
今日はA40のBurfordを少し超えたところから北にハンドルを切り、丘陵地帯を20分くらい走りました。恐らく北海道を走っているような雄大な風景が目の前に次々に現れてきました。なだらかな丘、紅葉した木々、コッツウォルズの優しい黄色い家々。運転しているのでじっと凝視はできませんが、美しい自然の中をドライブすることは人を幸せな気持ちにしてくれるものです。
折しも、今日は昨年天界に帰った父の命日。運転しながら父との思い出が頭の中にどんどん浮かんできました。美しい自然が呼び起こしてくれたのかもしれませんが、父の懐かしい声が聞こえるようでした。年老いてからはそれほどたいした話はしていなかったかもしれませんが、父に話をすることがどれほど重要であったのか、今になって再認識しています。「まあ、元気で頑張りなさい。」という言葉にどれほど励まされてきたか分かりません。
Bourton-on-the-Waterは以前一度訪れているのですが、観光客は減ったと言ってもかなりの人ででした。カフェも一杯で、以前と同じレストランでSunday Roast、今回はラムで試してみました。晩ご飯がいらないくらい(食べましたが)の量です。
美しい自然の中で豊かな時間をすごすことができた日曜日になりました。
PS. そういえば、土曜日の深夜にサマータイム(Daylight Savings Time)が修了し、時間が元の時間に戻りました。つまり、1時間進めていたものを戻すことになりました。この作業は午前2時に行われ、午前1:59の次がもう一度午前1時になりました。このようなことに変な興味を持つ性分なので起きてじっと見ていました。SONYのラジオ型時計は自動で、携帯も、パソコンも自動で時間が修正されていました。SEIKOの腕時計は電波修正がイギリスではできないので手動、そしてフラットの暖房用ガスのタイマーがなぜか修正されず(触ると壊れそうなのでそのままにしてあります)。今日は1時間遅くまで寝ることができたのですが、朝はいつもよりも明るく、夕方はいつもよりも早く暗くなりました。日本との時差も1時間広がって+9時間となりました。明日は早起きです。
PS. ガソリンは133.9のように大きく金額表示がしてありますが、これは1リッターあたり、133.9 penceということです。リッター約200円ということですね。日本に比べると割高です。
(2018.10.29)
★今回の教訓:車を譲って頂いたK先生は毎週末コッツウォルズに出かけていたとおっしゃっておられた。その気持ちが分かるような。
今年のテニス US オープンはイギリスではAmazon Primeが中継をしています(テレビ=Apple TV)
といってもアメリカ(東部時間:ニューヨーク)とイギリスでは5時間の時差があります。昼の試合は夕食を食べながら見ることができますが、昨日の錦織の試合のように夜スタートの試合になると終了が深夜1時半くらいになってしまいます。とはいえ、日本との時差よりは遙かにマシでライブで試合を堪能できるのは贅沢だと思います。
昨日は、錦織の前が同じコートで大阪なおみの試合。こちらは圧倒で1ゲームも落とすことなくストレート勝ち。さて、錦織の試合。
トッププレーヤーがすごいと思うのはギアが入るというかここぞと言うときに爆発的な力をだすところです。今朝の錦織も第1セットも第2セットもここは勝負というときに錦織の顔つきもショットもグンとスピードアップします。
一方、気合が入らないと受け身になるのか相手にしてやられます。第3セットはリターンも浅く、入れよう入れようとすると返って相手にとっては絶好球になってしまうのが面白いところです。テニスはもちろん肉体の競技ですが心のあり方が影響するスポーツでもあります。特に第3セットの錦織の心の葛藤は彼の顔の表情から見て取ることができました。相手に攻め込まれる、安全策を取る、更に攻め込まれる。
守ろうと思っても守っていることにならないのかもしれません。
恐らく守ろうとする際には、そのプレーヤーの全身全霊の力が出ていないのでしょう。これは人生にも当てはまることかもしれません。よく、攻撃は最大の防御と言われますが、少しその言葉は本質をとらえきれていないようにも思います。
攻撃or防御ではなくて、全身全霊で考え抜いて、または全力でことに当たろうとするかどうか、この点だと思います。防御に回るときには手堅く行こうとするあまり力が充分に出切っていないように思います。全力の防御、これが分かりやすいのが攻撃は・・・という言葉になるのだと思います。
とはいえ、いつもそのようなこともできないので、ここぞという時に集中するのがトッププレーヤーなのでしょう。
外国に生活していると外国で戦っている日本人に声援を送りたくなります。昨日の勝利インタビューも大坂なおみ、錦織圭ともに流暢な英語で明るく受け答えしていました。グローバルに活躍する人達が増えてくるのは心強いものです。
(2018.9.1)
この2日にわたってオックスフォード大の先生方の本の出版記念セミナー&出版予定記念学会に行ってきました(両方ともあのOxford University Press からの出版、写真はその本社社屋です。大学の近く、Jericho という地域にあります)。
さすがオックスフォード大の先生の出版は多いようです。昨日のセミナーはイギリスとアメリカの学校でどう教えるか、本日はアジアにおける短期間での社会進歩、についてでした。本日の学会はこれから本が出る予定のものでそれぞれのチャプターについて一日かけた学会形式でしたが(私は最後の3時間のみ参加)、昨日のは本が出版されたあとなのでどれほど多くの人が詰めかけているかと思ったのですが、コの字型のテーブルに座れる程度の人数なので15名程度の参加者でした(その内、5名が共著者、1名が司会、なので純参加者は9名程度)。改めて以前にも書いたように人数は関係ないのだなと感じました(通信、37参照)。
昨日特に感じたのは、パワーポイントは使うものの文字が順番に出てくるような効果はもちろんのことスライドショーのリモコンすらない状態です。スクリーンも小さく字が読めるかどうか定かでは無い状態です。同女でこのパターンで授業をすると、スライドショーの字が小さくて見えないと非難ごうごうの嵐になるところです。その代わり、語りが長く、語る、語るという感じです。あたかもスライドはほんの付け足しで補足資料ですよ、という感じです。同女でこのパターンで授業すると語りが多くて授業のポイントが分からないと授業アンケートにひどい評価がなされます(経験者)。
私はイギリスがいいとは決して言っていません。これもまたスタイルの違いなのだな、と改めて感じます。
ただイギリスパターンの場合、残念ながら人によって理解しやすい話し方とそうでないものがあるのは否めません。昨日で5名のリレー式のプレゼンテーション、本日も計10名くらいのプレゼンターがいましたが、もちろんこの分野の専門的な背景知識(コンテント・スキーマ)が無い状態で参加していますので、例えば、昨日であれば apprenticeship(教師の見習い期間)と言った単語を聞いて瞬間的に思い浮かべられないと話についていけないのは事実なのですが、イギリスに来てからカナダで感じた以上に話し手によって理解しやすい英語とそうでない英語の落差が大きいように思います。これは私の耳が衰えたのかも、とも思うのですが、同時に日本で視覚情報に頼りすぎた生活をしていたからかもしれないと思っています。
振り返ってみると日本ではテレビを見ていてもテロップが出て理解のダメ押しをされることが多くあります。耳よりも目に訴えるのがテレビかもしれませんが、必要以上に視覚過多、音声過小なのかもしれません。授業では先生がパワーポイントで明確に提示し、逆に音声情報だけに頼って理解することは少なくなっているのかもしれないと思うのです。
終わった後の効果を考えると音声中心の方が記憶に残りやすい気がします(メラビアンの法則に反しますが)。また、音声中心の場合は聞きながらメモが取れるのが利点です。パワーポイントであると顔をあげたり(パワーポイントを見る)下げたり(ノートを取る)と認知のための工程が多いのも事実です。極端に言うとずっと自分のノートを見ながら話を聞くこともできるので触発されていいアイディアが浮かぶのも音声中心のいいところです。
私は皆さんご存じのように、マックを信奉し(このブログももちろんMacBook Proで書いています)、ハイテクが大好きなタイプですが、いわゆるハイテクではないローテクも面白いと感じる日々でした。(2018.5.18)
★今回の教訓:分野は違え、いろいろなセミナーに参加できるのがオックスフォードの魅力。参加することで得られる知見は様々。参加することに意義がある。
PS. 明日はロイヤルウエディング。ウインザー城からの生中継に注視したいと思います。
PS. 最近コメントを頂くことが増えてきました。うれしいです。引き続きどうぞよろしくお願いします。(反映されるまでに最長1日かかります)

毎週水曜日10:30-11:00はCoffee Morningと称するリフレッシュタイムが設定されています。
これは教育学部に関わる全教員、職員、大学院生、研究者(私はここの部類にはいります)が自由にラウンジでコーヒーが飲めるサービスです。これまで4回参加していますが毎回参加者の半分くらいが新しく(残りの半分は固定客)新しい友人にあうことができます。本日は最初は香港と北京からの博士課程院生の3名、後半はドイツ出身で中学生からイギリスに住んでいるHさんとインド出身のSさんといろいろな話をしていました。
このCoffee Morningでは名前をなるべく覚えようとしているのですが、聞いただけではとても覚えられないので、”I am not good at remembering people’s names” と断ってポストイットに名前を書いてもらっています。
ポストイットは日本にいるときから多用してきたのですが、メモがそのままでどこかにいってしまいうことが多くありました。妻曰く、ノートに貼ったらいいじゃないの(有り難いアドバイスです)に従い、例のモレスキンのノートに貼り付けています。ノートを多少多く使ってしまうのですが、いざという時にそのページをさっと見ることができるので便利です。
日本のK大学でも感じたことですが、オックスフォードの院生は誰とでもすぐに打ち解けて話ができる高いコミュニケーション能力を持っているように思います。少し話をすることで自分の研究で踏ん切りがつかなかったことに、えい!と思い切れるなどいい効果があります。このCoffee Morning(といっても週に1回だけですけど)は日本に帰ったら真っ先に英語英文学科に提案してみたいと思っています。
Sさんは修士課程はシンガポールだったそうですが、その時の指導教官は日本人の先生だったそうです。ただ日本人の名前も外国人には覚えにくいようで、SKと読んでいたそうです。Sは斉藤なんだけど、Kは何のKかわからなかったとおっしゃっていました。
オックスフォードは昨日までは観測史上最も暑い(関係ないですが20年前にトロントに住んでいた際にも観測史上最暑でした)と言われていましたが本日は爽やかな風が吹いています。研究にも本腰を入れたいと思います。日本で頑張っている卒業生や若ゼミ18期生の姿が励みになります。(2018.5.9)
★今回の教訓:コーヒーモーニングのようなちょっとした仕掛けは大切。A little difference makes a big difference が示す通り
オープンセミナーに行ってみて思うのはそれほど多くの人数が参加しているわけではないということです。
オックスフォード大学の・・・というと大聴衆が集まってという印象がありますが(事実、先週金曜日のシンポジウムは満員でした)、必ずしもそうでもないということです。4月30日5時からのメキシコの Intercultural Universitiesについての講演会は数えるほど(司会と記録を入れても9名でした)。
同志社女子大学英語英文学会発足50周年記念の一環で発刊したWondering Aloud: Reflections on Language, Literature and Cultureを記念して、Special Lecture シリーズを開始しようと議論している際に多くの人が本当に来てくれるのだろうか、と心配の声がありました。実際は3月15日の第一回レクチャーには30名弱の参加者があり盛況だったのですが、このオックスフォードのセミナーに参加してみて、人数は関係ないな、と思うのです。内容がよければ例え聴衆は1名でも開催する価値があるのだと思います。その蓄積が学問の厚い層を形成するのだと思います。
事実本日のセミナーから学ぶことが多かったです。特に、”All the people are inspired by any type of universities in the world.”(大学と名前のついているものであれば参加することで感化されないひとはいない)という言葉にはハッとさせられました。自律性(autonomy) が大学では必ず作動するのですね。
(2018.5.3)
起床午前4時。集合、5時半までに。
5月1日、早朝6時から Magdalen college で開催される恒例の行事です。オックスフォードに来た際、Coffee Morning で最初に行くべきだと言われたのがこの行事でした。昨年は大混雑で27000人が詰めかけ身動きが取れなくなったとのこと。まさか、と思いながら4時40分にアパートを出発。もちろんバスも動いていない。日本ならこのような際には臨時運行もあり得るのでもしやバスが動いていないかと時々後を振り返るが全くバスの気配なし。その代わりタクシーがどんどんシティーセンターに向かって走って行きます(駐車場も限られているのでタクシーを予約しているのですね)。徐々に多くなる人。やっぱりこのイベントが本当にあることを実感します。自転車に乗った若者の数も増えてきます。歩くこと40分、ようやくハイストリートに到着。かなりの人の数。まだ5時前なのにカフェも空いているし、出店でコーヒーやパンを売っている店もあります。
Jennieに教えてもらった通りにRose Laneを曲がって植物園 (botanical garden) に。びっくりしたことに券を購入した人の名前が一覧表になっているのですね。チケットを見せればいいと思っていただけにこの辺りの生真面目さにはびっくり。Jennie自身がその場でチケット係をしていました(ありがとうございました)。
10℃以下の寒さの中でしたが結構人が集まっていて年齢層は60代が中心のよう(何しろ通りだとただですが、この植物園の中に入ると£24、しかも行事は Magdalen college の塔の上で行われるので植物園にいるのは単に混雑を回避してゆっくりと聖歌隊の歌声に耳を傾けられるということ)。
6時までの間、コーヒーや(私はココア、hot chocolate、マシュマロを入れると美味しいのですね)飲み物の無料サービスもあり(有料の焼いたベーコンをパンにはさんだものもありました)伝統の踊りもあり(後から分かったのですが、合唱が終わった後、通りのあちらこちらで伝統の音楽や踊りが披露されていました)寒さに耐えながら6時を迎えました。
意に反して、大スピーカーから聖歌隊の合唱と聖書の朗読。15分の行事でしたが、みなさんの顔には本格的な春を、いや夏を迎える喜びと期待感がみなぎっていました。帰り、通りには大観衆。オックスフォードにきてはじめて(観光客ではなく)これだけの多くの人を見た感じがしました。イギリス、オックスフォードにも春到来です。
(2018.5.1)
https://www.oxford.gov.uk/info/20035/events/559/may_morning_in_oxford
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-oxfordshire-43949113
★今回の教訓:人は自然とともに生きている。その自然とのインターラクションの中で様々な行事が生まれてきた。500年以上続くというMay Dayの行事もそうだ。行事を楽しみながらその背景にも考えを及ばせたい。
オックスフォード大学メインのボードリアン図書館に観光で行ってきました
2週間前にはOxford大学メンバーとして中に入ったのですが[通信20参照]、本日、調子よく2名のゲストと一緒に入ろうとしたら図書館は特別許可がないとダメとのこと。おとなしく観光ツアー(30分、£6)に参加してきました(大行列、非効率的な受付[最近これは参観者を調整するためにわざとゆっくりやっているのかと疑うようになってきました)。コンピュータの学習の場合もそうですが自己流だけでなく、人に教わるのはとても大事なことですね。
入り口で荷物を預けさせられ、カメラは絶対にダメだと念を押され(残念)、ガイドの女性(イタリアアクセントがあるがクリアに英語を話しておられました)に連れられ最上階のDuke Humfrey’s Library(ハンフリー公爵図書室)へ。ここはハリーポッターの映画のロケにも使われた有名な場所。特に驚いたのは、当時は(1400年頃)本が大変貴重で盗まれたりしないように本にはすべて鎖がついていて持ち出しができないようになっていたことです(本の背 [spine of the book] や本の横に鎖をつけそのため本は背と反対側が見えるように展示され、どの本か分からず番号が付けられ、本の題名と番号との対応表が作ってあったそうです)。また貸し出しではなくその場で見るReferential Libaryであったこと。逸話として国王が本を貸して欲しいといったときにもこの図書館に来てみるように返答するほどの毅然さがあったとのこと。
イギリス国教会が設立されたときそれまでのローマカトリック教会の書物を全部焼いてしまったり、聖学(Theology)が当時最高の学問であったことや試験を口頭試験で行っていたこと、など参考になるというよりも刺激になることが多くありました。
オックスフォードの街を歩いていると、Blackwell’s やOxford University Pressなどをはじめ多くの本屋さんが健在です。電子データも重要ですが、本を執筆した人に対する敬意、また本を出版する過程や出版社を大切にしていることがよく伝わってきました。言い方を変えると、文字、言葉に対する敬意なのでしょう。学問の根底には言葉がその大切な言葉を伝える手段として本を重要視してきたことがこのオックスフォード大学を世界一の大学に押し上げてきたのかもしれません。大学として出版を大切にしているからこそ大学が世界的に評価されるのだろうと思います。
もういちど、本の価値、言葉の重要性を考えてみたいと思いました。(2018.4.30)
★今回の教訓:聖書は始めに言葉があったといった。言葉を大切にすることは言葉が表す概念、それに関わる人達、その文化を大切にすることと同じであろう。言葉ひとつひとつをかみしめる、吟味するということは普段なかなか出来ないことであるが、メタ認知を働かせてキーワードについては吟味することが重要である。
日本から初のゲストにゴールデンウイークを利用しておいで頂いています。
2年前に英語英文学科卒業のMさんと、以前英語英文学科研究事務室で働いておられたAさん。昨日の11時に到着。シンガポール回りで(シンガポールまで6時間、待ち時間6時間、ロンドンまで13時間の旅)おいで頂きましたが、到着後、すぐにStradford-Avon(ストラッドフォード)へ(電車を調べると日曜日はほとんど便がないことが判明、これほど極端に時刻表が違うとは)。さすが、恋のから騒ぎ (Much Ado About Nothing) と夏の夜の夢 (A Midsummer Night’s Dream) のキャスト。真っ先にシェークスピアに会いにいくとは。同志社女子大学英語英文学科の教育が浸透している証拠ですね。
帰りはバスで帰ってきてね、行っていたものの、よく考えると駅からの最終バスは午後8時くらい。急遽、私達が駅まで行って帰りにパブに行くことに。土曜日の晩のこの時間のこの繁華街中心のパブは初めて。すごい活気でした。パブは一杯。3人のハイテーブルをやっと確保してあとから普通のテーブルに。
さて、そのストラッドフォードへ行く際の話。電車の予約をしようとしたけれど、最後にクレジットカード決済をする際にPasswordだけでなくWebIDも入力しろと。それは聞いていないとMさん。では、Aさんに私の余っている(1枚余っています)O2のSIMを入れたのですが、残念ながら認識せず(理由はそのiPhoneがSIMフリーになっていなかったため)、結果的に私のもう一台のSEでチケットを購入し、アクティベートしてお貸しすることになりました。今よく使っているソフトは、trainline です(iPhone版も使っています)。これはクレジットカード決済でチケットを購入し、ダウンロード、チケットをアクティベートして、その携帯を駅の改札にかざすだけ。便利です。今から、オックスフォード市内観光に行ってきます。皆さんからおすすめのアリスショップにも行く予定です(行きたいとのことですので)。(2018.4.29)
金曜日の夕方は各カレッジ、研究所で(オープン)セミナーが開催されています。
ただキャンセルも結構あるみたいで、教育学部のセミナーに行ってみたのですが昼のインフォーマルセミナーは分かりにくい場所を探し当てて行ってみたのですが電気が消えていて人影もなし。夕方のセミナーはではギリギリではなくて少し前に行こうと思っていってみたのですがこちらも電気が消えていて人影なし(のはずです。すいません、今再確認したら日を間違えていました)。もったいないのでPlan Bで考えていた日本研究所のセミナーに行ってきました(Plan Bを考えておいて良かった)。
5分遅れで到着したのですが会場は超満員。オックスフォードに来てはじめてこれだけの人を見ました。ヨーロッパ研究所主催で大学へ押し寄せる反リベラリズムにどう対応するかというトピックでした。縁者は、Michael Ignatieff(彼の英語が分かりやすいとおもったのですが、後から調べてみるとトロント出身のカナダ人でした、やっぱり)。話し方といい内容といい、参考になるところが大でした。最初はやはりちょっとジョークで、最初はみんな来ているかい(Anybody show up?)と言うんだけれどこんな雨の日には特にそうだといいながら50分間、ハンガリー(彼がrector=総長を務めるCentral European Universityがブダペストにあるそうです)の反動的な社会状況から大学はどう対応(考える)べきか論じていました。
その中でも強調されていたのが、社会に自由がなければ大学にも自由がないこと(Without freedom in society, there is no freedom in universities)、だからこそ社会の中で自由を抑圧する動きにはたこつぼに入ってないで大学人もそれに反対するべきだとする社会との連帯 (solidarity) です。
中でも大学には長い歴史がある、長い歴史があるということは長い記憶があることだ(Long history has long memories)という言葉にはハッとさせられました。私が勤務する大学も150年弱の歴史があります。資料室もあり活発な資料室の活動には敬意を払いながらもなかなかそれを日々の研究活動に生かし切れていませんでした。もちろん長い歴史には苦難の又は失敗の記憶もあります。少し言葉をこのように、歴史→記憶と置き換えるだけでグンとイメージが豊かになるのが不思議です。
いい話をお聞きしたと思います。
(2018.4.28)
先週、ロンドンへ行った帰り
電車は例の如く何もアナウンスもなく、どこのホームかも定かではない状態で、時間になったら動き始めました。珍しく車内では割とマメに次はどこどこの駅ですとアナウンスをしてくれるのですが、面白かったのが乗り合わせた家族連れ。向かい合わせの座席で私達の前にお母さんと4歳くらいの女の子、通路をまたいだ座席にお父さんと1-2歳年上のお兄ちゃん。問題は女の子。
ロンドンの郊外の駅で降りられたのでざっと50分くらいだったと思うのですが、最初はチップス(本当の)、次、飲み物、次第に行動が激しくなり、テーブルの下に潜る、私の足の上にのる、お母さんにしがみつくなど。横目でみていましたが、お母さんはPlease! Be Quietなどといいながら抱きしめたりあやしていたのですが、どこかでプチンと切れたように、バシバシたたき始めました。私は恐くてじっと見ていなかったのですが、パシッ、パシッという音がディーゼルの響きと交差するようになりました。
でも娘も慣れているのか、たたかれても泣くこともなく、懲りる様子もありませんでした。息子だけが凍り付いているように(恐わーという感じ)見えました(ひょっとしたらお父さんも)。
そうこうしているうちに列車が到着するとそそくさと4人とも何もなかったように降りていきました。
(2018.4.26)