イギリスに住んでいる間にしてみたかったことのひとつに芝の上でのテニスがありました
オックスフォード大日本人研究者グループの皆さんと本日約2時間、Lawn Tennisを堪能させて頂きました。先週パブで集まりがあった際に(通信185参照)世話人のK先生が、シーズンは終わっているけれど、できればもう一回とおっしゃっておられたのですが、そのK先生のご尽力で本当のラストに参加してきました(K先生にはラケットまでお貸しいただきました。ありがとうございます)。
さて、気合いをいれてUniversity Parkのテニスコートに午後5時前に到着しました。午前中は曇りがちでしたが午後になって日本的に言うと秋晴れのすがすがしい天気に。雲ひとつない、という形容がぴったりの絶好のテニス日和になりました。
芝でテニスをしてみて、予想以上にボールが跳ねないことを実感しました。多分最後の瞬間までボールを見ないで勘で打っているのでしょう、ラケットの真ん中に中々当たりません。最初に辛抱強く相手をして下さった別のK先生のおかげで徐々に感覚がつかめるようになってきました。とはいえ、ネット際のボールはほとんど取れない。跳ねないのでその位置のボールはほとんどが絶好のドロップショットになります。
でも、芝は優しく、足が疲れません。走っても地面から足をサポートしてくれているようなふんわりした感覚が心地よいものがありました。子どもの頃、家の前にあった農林試験場の芝生で遊んでいたことを思い出しました。
本日は総勢で9名の参加。それぞれ所属やしている研究は異なるものの、日本では決してお会いすることのできない優秀な研究者の先生ばかりです。
その先生方と大笑いしながら楽しくテニスをできたのが最高の思い出となりました。イギリスではテニスをする際には(芝だけ?)Tennis Whites といわれるように上から下まで白ずくめでないといけないそうです。何とかかき集めて白っぽく見せたのですが、T先生がこの日のために白のウエアを揃えられたように(K先生は錦織のユニクロモデルを着ておられました)、ラケットも揃えて本格的にテニスをしてみたいとちょっぴり思いました。
これで日本に帰ったら教務次長のS氏から必ず聞かれる「芝でテニスしましたか?」という質問に「もちろん」と自信を持って答えられそうです(2時間だけですが)。
オックスフォードの芝コートの風景は一生忘れないだろうと思います。
PS. 筋肉痛は3日後くらいか?と茶化されていましたが、帰宅後しばらく立ち上がれないくらいの全身痛(筋肉痛ではないかも)。
(2018.10.5)
★今回の教訓:思いっきり体を動かすのは気持ちのいいものだ。若ゼミメンバーよりも先にスポフェスに参加した気分。