オックスフォード通信(77)English as a global lingua franca

本日の応用言語学セミナーのトピックはズバリ国際共通語としての英語でした。

講師はエジンバラ大学のG先生でした。セミナーに出ていて気づくのはわかりやすく聞き取りやすい英語で話されることとそうでない方がいることです。G先生は最初に経歴をお話になったのですが、なるほどとうなづくものでした。というのも、スコットランドの大学を卒業して日本でALTとして中学や高校で英語を教えておられたからです。

英語や他言語を教えたことがあるかどうかでその人の話し方がはっきりと異なるように思います。

English as a global lingua franca (EGLF) と English as a lingua franca の違いはないと多くの人は言いますが、globalの場合にはより聞き手に配慮した話し方をするのかもしれません。自分の研究を話して終わりではなくて、聴衆全てが聞き取りやすく話すことを意識することができるかどうか、これは意識の問題だけで片付く問題ではなく、そのような習慣をつけてゆく必要があるように思います。

EGLFは今回のオックスフォードでの研究の一つの核になるものですので引き続き考えてみたいと思います。また講演終了後お話をしていてエジンバラはいいところだとおっしゃっておられたので機会があればぜひ行ってみたいとも思いました。

PS. 写真はサマータウンに出ていたホットドックのお店。Bratwurst というドイツ風ソーセージ (wurstはドイツ語でソーセージ)が美味しかったです。

(2018.6.12)

★今回の教訓:聞き手を意識した話し方は日本語でも重要だ。
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